ぶどう膜炎の治療

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ぶどう膜炎の治療

ぶどう膜炎の治療には、基本的に薬による内科的治療が行われます。

細菌などの病原微生物が原因である場合には、その病原微生物に有効な薬が使用されますが、多くのぶどう膜炎の原因は不明であることから眼炎症に対する抗炎症療法と合併症予防が中心となります。

三大ぶどう膜炎のベーチェット病、サルコイドーシス、原田病など、ぶどう膜炎の種類や重症度によって治療法や治療の程度は異なりますが、ほぼすべてのケースで抗炎症ステロイド点眼薬のリンデロンやフルメトロンなどが処方されます。
また、ミドリンやアトロピンなどの瞳孔を広げる点眼薬も使われます。ぶどう膜炎の原因を治療する目的で他の薬が使われることもあります。たとえば、感染症が原因の場合は、感染源である細菌や寄生虫を除去するための薬が処方されます。

ぶどう膜炎の治療に使われる主な点眼薬

リンデロン(抗炎症ステロイド点眼剤)

炎症による目、耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。通常、眼科領域では眼瞼炎、結膜炎などの炎症性疾患、耳鼻科領域では外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎などの炎症性・アレルギー性疾患の治療に用いられます。

フルメトロン(抗炎症ステロイド点眼剤)

炎症による腫れや赤みをおさえ、かゆみや痛みをやわらげます。炎症性の目の病気、たとえば結膜炎、角膜炎、ブドウ膜炎、手術後の炎症などに広く使われています。ふつう、症状の強いときや視力障害のおそれのあるような重症例に用います。そのような場合には、欠かせない薬です。効果と副作用のバランスが考慮され、専門医により慎重に使用されます。

・ミドリン
・アトロピン

瞳を開く目薬です。目の屈折検査のほか、弱視や虹彩炎の治療にも使います。目の瞳は、副交感神経の刺激で小さくなります。この目薬は、副交感神経をおさえることで、瞳を大きく開きます。ふつう、目の奥の眼底を検査するときに用います。